ゲンゴロウのロレーヌ日記

くまのゲンゴロウが,ロレーヌ地方の町メッスに留学しました。

食欲の春

こんにちは,ゲンゴロウです。

春の訪れとともに,食欲がもりもりと湧いてくる今日このごろ。みなさん,いかがお過ごしですか。これは「ロレーヌ風パテ」と呼ばれるパイ。

 

豚と仔牛のミンチを,パイ生地で包んだ食事パイ。お店にもよりますが,1個3.5ユーロくらいで売られています。ゲンゴロウの大好物です。

 

最近見つけたお気に入りのケーキ屋さん「Faim de loup」。狼のように腹ペコ,の意。メッス駅の裏手にあるお店なのですが,お手頃価格なのに味は超一級。

 

まずは黒胡麻のタルト。フランスで胡麻がメジャーになっていることにびっくり。でも味はしっかり甘くて,ゲンゴロウもやみつき。

 

やっぱりフランスと言えばミルフィーユ。「千枚の葉っぱ」という意味。こちらではパイ生地の合間にシンプルにカスタードクリームを挟んだものがスタンダード。

 

最後にご紹介するのがピーナッツ・タルト。生地はピーナッツとチョコが層を成して,これまで味わったことのないような斬新な味でした。

 

デザートだけではありません。フランス滞在中に,できるかぎり多種多様なチーズを食べてみようと,いろいろなものを購入しています。

 

最近見つけた中で面白かったのは,ミラベルのチーズ。ウォッシュタイプのチーズですが,表面を地方の特産酒であるミラベルで洗っているのが特徴。じつにまろやかな味わいです。

 

これにあわせておじさんが焼いたベーグル。日本では焼き色を付けるためにモラセスを購入していましたが,フランスの強力なオーブンではそんな必要なし。こんがりと焼き上がりました。

 

そば粉のガレットです。スーパーで売られている生地で,ハムと卵にグリュイエールチーズを包み込みました。忙しい朝にはピッタリの一品。また,お便りします。