こんにちは,ゲンゴロウです。
おせち料理にも飽きて(食べてませんが),お昼のランチを外食しようと思い立ちました。訪れたのは,今メッスで話題のレストラン「オー・プチ・コミテ」。
従業員の方々は,飲食業への就業を目指して,修行中の方ばかり。なので,このレストランは,いわば職業訓練の場でもあります。
おじさんが選んだのは,上の黒板にも書かれているシェフのおすすめ「羊のスネ肉」。骨がついたままの豪快な煮込み料理。10時間煮込んだおかげで,硬いスネ肉もホロホロと口の中で溶けていきます。
ぼくのチョイスは,本日のランチ「ほうれん草とリコッタチーズのカネロニ」。土管のようなぶっといマカロニに,ほうれん草とチーズが詰め込まれて,グラタン風に調理されています。
もちろん,パンはお替わり自由。パンがパリのようなバゲットではなく,プチパンであるのは,この地方特有なのでしょうか? 柔らかくて,しっとりしているので,ゲンゴロウには食べやすいです。
食べすぎてお腹いっぱいなので,付近を散策して,腹ごなし。こちらはメッスの象徴的な建築であるセルプノワ門。
セルプノワ門はローマ時代の城壁の名残。古代から交易の中心だったために,街の至る所で古い時代の遺跡を目にすることができます。
セルプノワ門のすぐ脇には,第一次世界大戦でなくなった方の慰霊碑。フランス語で「大戦争 La Grande Guerre」といえばこの戦争を指します。それほどまでにフランス人にはインパクトを持った出来事でした。
お腹いっぱいと言っても,やっぱりデザートは別腹。今日は近所のアルザス菓子専門店「メゾン・アルザシエンヌ Masion alsacienne」に立ち寄ってみます。
アルザス菓子の代表といえば,やっぱりクグロフ。夢にまで見た本場のクグロフをいただきます。
生地はパン生地で,あっさりした味わい。ケーキとは違って,いくらでも食べられそうです。今度は自分で作ってみたいな。
また,お便りします。