こんにちは,ゲンゴロウです。
本日は,遅ればせながら,クリスマスのメッスをご紹介。
コメディ広場に現れた球体のイルミネーション。大聖堂とマッチして,素敵な聖夜を演出します。
コメディ広場を抜けてモーゼル川を渡ると,大聖堂にたどり着きます。
川沿いの建物もイルミネーションで輝き,幻想的な雰囲気。
川中にはあの愛の庭を擁する教会「タンプル・ヌフ」。新しい教会,という意味で,20世紀初頭に造られた比較的最近の教会ですが,今ではすっかりメッスの顔となりました。
そこから坂を上がっていくと,大聖堂サン=テチエンヌ教会が見えてきます。
エメラルド色の屋根と,ゴールドに照らされた壁面が闇夜に浮かび上がります。
サン=テチエンヌ教会に置かれたミニチュア。ひと月前から,イエス誕生の物語を,模型を用いて表現します。これが一週間ごとに変化し,受胎告知から生誕までを,絵巻物のように表していきます。そしてイブの夜になると,それまで空っぽだったベッドに,幼子のイエスが置かれるのです。
フランスの25日は,ほぼ完全な休日。あらゆる店は閉まり,クリスマス・マーケットも幕を引きます。昨日までの喧騒が嘘のように,街は静まり返ります。ゲンゴロウも,なんとも名残惜しい気分になりました。せめてもの思いでに,無人のマーケットを写真に収めます。
明日からは気持も新たに,新年に向けての計画を練りたいと思います。
でも,その前に,クリスマスケーキを食べなくちゃ。
また,お便りします。