こんにちは,ゲンゴロウです。
本日は,ぼくのアパルトマンについて,ご紹介したいと思います。背後の大きな扉が敷地内への入り口。インターフォンが設置されていますので,セキュリティはばっちり。
こちらが建物入り口。ここにも暗証番号によるロックが掛かっています。日本から見ると驚きかもしれませんが,二重ロックはフランスのアパートでは普通です。
もともとは,建物全体が貴族の館として使用されていたようで,各階段の踊り場には,年代物の彫刻が置かれています。これは1階入り口のすぐ脇の彫刻。なんかギリシア・ローマ風。
そこから階段を昇っていきます。フランスでは,日本で言う2階は「1階」と呼ばれます。だから3階は「2階」になりますので,けっこう日本人は混乱します。ちなみに日本の1階は「RDC」と略記され,フランス語では「地階」くらいの意味になります。
次の踊り場に置かれているのは,鎧に身を固めた女性の彫像。おそらくジャンヌ・ダルクをモデルにしたものかと思われます。じっさい,フランス王家の紋章である百合の花があしらわれています。
今見えている扉は,ぼくの部屋ではありません。ワンフロアを占める広大なアパートですが,住人の方にお会いしたことはありません。おそらくは貴族の家系の方がお住まいと,推察しています。
さらに階段を2階から3階。
運動不足のゲンゴロウ,ちょっと息が上がってきました。
ようやく3階に到着。
ここから階下を見下ろすと,螺旋状の階段で,ちょっとめまいがする感じで,怖いです。
でも,これで終わりではありません。
ここからさらに階段をもう1階,上がらねばならないのです。
究極の屋根裏部屋って感じです。おそらくはかつての召使い部屋,もしくは物置場を住居に改造したものと思われます。階段の灯りはタイマー式なのですが,消灯時間が短いので,急いで上がらねば,途中で真っ暗闇になってしまいます。
ようやくぼくの部屋に到着。つまるところ,日本で言う4階ですね。エレベーターはありませんので,毎日が筋トレ。内部については,すでに紹介済みですので,よろしければ,そちらをご覧ください。
アパート内ではパーティーが催されることもしばしば。ただし,そんなときはアパート入り口に「某月某日にパーティーします。ちょっとうるさいけど,ごめんなさい」と告知するのがフランス流。今回のパーティーは結婚30周年記念との由。誰でも来ていいよ,と書いてありましたが,さすがに遠慮しました。
追伸。先日来,話題のラッキー玉子ですが,またしても双子にヒットしました。ひょっとすると,あの玉子,ぜんぶラッキー玉子なのかもしれません。
結果については,またお便りします。