ゲンゴロウのロレーヌ日記

くまのゲンゴロウが,ロレーヌ地方の町メッスに留学しました。

メッス,水の祭典

こんにちは,ゲンゴロウです。メッス市はモーゼル川の恩恵を受けて発展した都市。水運の利便性がこの街の繁栄を促しました。

 

そんなモーゼル川は,言わばメッスの象徴。河川敷では,先日の花火大会のような催し物が,しばしば開催されます。この日行われたのは「la Fête de l'eau(水の祭典)」。

 

桟橋に行列する人々。渡し船を利用して,ロレーヌ大学の所在するソルシー島に渡るおつもり。もちろん橋を徒歩で歩いてもいいのですが,こんな日には,渡し船に乗りたくなります。

 

ぼくも便乗してソルシー島に上陸。流れが激しい島沿いの支流は,カヌーやカヤックの愛好家にとって絶好の訓練場です。

 

この日はお祭りだけあって,プロっぽいカヤック使いはもちろん,プロの指導を受けながらカヌーを初体験する人もいて,大盛りあがり。

 

祭典を締めくくるのは気球飛行。夕焼けの中,無数の気球が人を載せて飛び上がっていく姿は圧巻です。おもわず「気球にのってどこまでも」を口ずさむゲンゴロウ。

 

こんな楽しい日々も,もうすぐ終わり。どんな祭りにも終わりは来るのですね・・・また,お便りします。