ゲンゴロウのロレーヌ日記

くまのゲンゴロウが,ロレーヌ地方の町メッスに留学しました。

エクセルシオール

こんにちは,ゲンゴロウです。

ナンシーのクリスマスマーケット。とても楽しかったのですが,とにかく寒くて,手足がかじかみ,カメラを持つ手が震えます。

暖を取ろうと,ナンシーを代表するレストラン「エクセルシオール」に避難しました。

 

この店を特徴づけているのは,アール・ヌーボー調の内装。

これを見るだけでも,一見の価値あり,だと思います。

 

中央にはサクラを表現した照明。アール・ヌーヴォー調の内装と東洋風のモチーフがマッチして,オリエントへの憧れを見事に表現しています。

まわりのお客さんも,口々に「日本風だね」と称賛しておられました。

 

おじさんが注文したのは,古典的なアルザス風のシュークルート。お値段は24.5ユーロ(約3500円)。ブラッスリーの伝統を受け継いで,敷居が高すぎない値段設定。

ですが,ご覧のとおり,豚肉が山盛り。こんなに食べれないと,おじさん,顔面蒼白。

 

ぼくは,名物の「海の幸のシュークルート」(26.5ユーロで,3800円)をチョイス。これを食べずして,エクセルシオールは語れません。

チーズを溶かしたスープは,酸味がすくなくクリーミー。シャケやホタテ,タラの味を引き立てます。

 

食事が終わった後,列車の時刻までまだ間がありましたので,駅前のパブでちょっと一杯。

締めはやっぱりアルザス風にビール。フランスではメジャーな「アルトワ」です。

 

ビールを飲み干しても,なんだか物足りない感じ。もう一杯追加注文しようかな。まだ列車まで時間があるし・・・

とまれ,これでぼくのナンシー訪問記はおしまいです。

また,お便りします。