ゲンゴロウのロレーヌ日記

くまのゲンゴロウが,ロレーヌ地方の町メッスに留学しました。

コルマールのクリスマス(その1)

こんにちは,ゲンゴロウです。

今回も格安バスツアー(35ユーロ)を利用して,コルマールのクリスマスマーケット訪問です。偶然にも隣の席に乗り合わせたクマの女の子と知り合いになりました。名前はきなこさん。肌の色がきな粉色だから,だそうです。

 

同じ日本人ということで意気投合。

二人でコルマール巡りをすることになりました。

 

バスに乗って3時間。ようやくコルマールに到着。ここは,アルザス地方有数の観光地。ストラスブール同様,可愛いアルザスの木組み建築が目を引きます。

 

例によって早朝出発のバスに乗ったため,着いたときにはふたりとも腹ペコ。

きなこさんはブルーベリーのタルト。ぼくはショソン・オ・ポム(りんごパイ)を頬張りました。

 

お腹も満たされたところで,ふたり仲良く,古い町並みを散策しました。

それにしてもアルザスの街並みはカラフル。心まで明るくなります。

 

ここにはジブリアニメ『ハウルの動く城』のモデルとなった家が存在します。

こちらがその建物。ヨーロッパの風景はロマンチックなアニメの舞台にピッタリ。

 

きなこさんには,ぜひとも訪ねてみたい地区があるそうです。

ぼくもお供させて頂き,さっそくそちらへ移動します。

 

その地区の名は「プチ・ヴェネチア」(La Petite Venise)。運河沿いに,彩り豊かな家々が立ち並び,映画のセットのような光景を作り出している街角です。

 

この風景は,コルマールの絵葉書やガイドブックの定番。

きなこさんも,憧れのプチ・ヴェニスで記念撮影。パチリ。

 

コルマールはブリュッセルと友好関係を結んでいるそうで,ナチスからの解放を記念して1948年に,ブリュッセルから送られた小便小僧が飾られています。やけにカジュアルなファッションに身を包んだ小便小僧。

 

小さな村とはいえ,午前中ぶっ通して観光したため,ふたりとも足がクタクタ。丁度いい玉座を見つけて,王様王女気分で一休み。

クリスマス・マーケットについては,次回のお楽しみ。

また,お便りします。