ゲンゴロウのロレーヌ日記

くまのゲンゴロウが,ロレーヌ地方の町メッスに留学しました。

ノエルの準備

こんにちは,ゲンゴロウです。

クリスマスはフランス語でノエル(Noël)といいます。

だからメリークリスマスは「ジョワイユー・ノエル(Joyeux Noël)!」。

 

メッスの街は今,ノエルにむけた飾り付けで大忙し。

街中の広場で,着々と準備が進んでいます。

一夜にして巨大な塔がそびえ立ったり,

周囲のアパートを圧倒するような樅の木が出現。

 

ある所では塔が建設されていましたが,その使途は不明。

ゲンゴロウの予想では,空中ブランコではないかと。

 

あいかわらず,午前中のメッスには霧が立ち込めています。

そこに建てられたクリスマスツリー。

これは,メリーゴランドになるみたいです。

 

駅に向かうと,やっぱりここも,ノエルに向けてやる気満々。

こちらには,電飾で造られた動物たちが観光客をお出迎え。

 

そう言えば,昨日の11月11日は第一次世界大戦の終戦記念日。

フランスは祝日になり,メッスの街も静まり返っています。

でも英雄ド・ゴールには,たくさんの花束が手向けられていました。

 

戦没者の記念碑にも,鎮魂の花束。

フランスの経た苦難を,雄弁に物語っています。

 

これまでさほどでもなかったのに,今朝から急に冷え込みが厳しくなってきました。

噂によると,真冬のメッスは零下15度まで下がる日もあるそうです。

日本から持ってきたコートでは歯がたたないかもしれません。

ゲンゴロウの覚悟が求められています。

また,お便りします。