ゲンゴロウのロレーヌ日記

くまのゲンゴロウが,ロレーヌ地方の町メッスに留学しました。

ラベンダー畑でつかまえて:アビニョン旅行(その2)

こんにちは、ゲンゴロウです。今日は待ちに待ったラベンダー畑見学ツアーの日。

 

でも、まずはその前に、アヴィニョンを流れるローヌ川の支流、ソーグル川の水源を訪ねます。

 

ヴォークリューズという村の奥に位置する水源。けっこうな観光地で、涼みを求めて沢山の人が訪れていました。

 

ここは製紙の名産地。水車小屋を利用して、紙を漉いているそうです。看板に書かれている「MOULIN A PAPIER」とは、紙漉き小屋、の意。

 

ここがソーグル川の水源。ノーベル賞を受賞した南仏の詩人ミストラルも、その美しさを歌っています。

 

水源の周囲は険しい岩肌。南フランスの荒々しい風景に圧倒されるゲンゴロウ。やはり、メッスのような北国とは、なにもかもが違います。

 

水源を堪能したあとは、いよいよラベンダー畑へGo! 目的地のセナンク修道院に向かいますが、その途中、すでに道沿いに満開のラベンダー畑が現れました。

 

ようやくたどり着いたセナンク修道院。わずか7名の修道士がここで暮らし、ラベンダーを栽培しておられます。

 

とにかく驚いたのは、強烈な香り。あたり一面にラベンダーの芳香が満ち満ちて、息苦しいほど。かつて薬草として珍重されたのも、よく理解できます。

 

ラベンダー畑は修道院だけではありません。この地方の至る所で見ることができます。もちろん、ガイドさんが事前に了承を得てくれていますので、あぜ道での撮影もOK。

 

驚いたことに、畑にはミツバチがいっぱい。ブンブン羽音を立ててお仕事に夢中。そういえば、ラベンダー蜂蜜って見たことがあります。今度、試してみよう。

 

ぜんぶで5ヶ所くらいの畑を見学。もう、一生分のラベンダーを見た感じ。しかもすべて満開で、本当に来てよかった。ガイドさん、ありがとうございます。

 

ツアーの締めは、ラベンダー博物館。こちらでは、ラベンダーに由来する様々な商品を取り扱っておられます。

 

憧れのラベンダー畑を堪能し、すっかりご満悦。でもツアーはこれで終わりません。このあとは「フランスのもっとも美しい村」に選ばれたゴルドとルシヨンをまわります。また、お便りします。