ゲンゴロウのロレーヌ日記

くまのゲンゴロウが,ロレーヌ地方の町メッスに留学しました。

クリスマスのお菓子

こんにちは,ゲンゴロウです。

パリ在住のマキジロウ君が,北国のクリスマスを味わいたいと,遊びに来てくれました。

おみやげはクリスマスのキャンディ。マキジロウ君,ありがとう。

 

本日は,クリスマスの代表的なお菓子をご紹介します。

まずは,パン・デピスでできた人形のクッキー。

 

パン・デピスとは,そのまま訳せば「香辛料入りパン」。じっさい,シナモンやジンジャーなどの香辛料を粉末にして,ふんだんに練り込んだちょっと歯ごたえのあるオヤツパン。ぼくと等身大の大きなのもあれば,もっと小振りなのも売っています。

 

パン・デピスには変わり種もあります。これはハート型の半分にチョコがけしたもの。

香辛料の風味とダークチョコがすごくマッチしてて,おどろきの美味しさ。

 

12月6日のサン・ニコラの日に食すのが習わしのマヌラ。ロレーヌ地方では「ボン・オンム」の名で売られています。パン・デピスとは正反対に,甘いブリオッシュ生地で作られ,目はチョコチップ。

 

日本でもメジャーなシュトーレン。クリスマスの4週間前から,パン屋さんやお菓子屋さんで売り出されます。ふんだんに練り込まれたドライフルーツが,微妙に塩気を帯びた生地とマッチして,食べ始めるとやめられません。

 

マキジロウ君,パリから遠路はるばるご苦労さまです。じつは彼の誕生日は12月1日。

なのでクリスマスプレゼントを兼ねて,ゲンゴロウからのささやかな贈り物。

 

パリの寒空を乗り切ってもらうために,マントを用意しました。

都会の冷たい空気をはねのけて,たくましく生き抜いて下さい。

 

ぼくのサプライズに,マキジロウ君,大喜び。

ゲンゴロウもその笑顔を見て,幸せな気持ちになりました。

また,お便りします。