こんにちは,ゲンゴロウです。ご無沙汰してます。じつは引っ越しの合間を縫って,無理やりパリに行ってきました。そこで番外編として,8月のパリをお届けします。今回は格安バスで出発。
久しぶりに歩くモンジュ街。なつかしいな。パリは相変わらずで,しかも人出は意外なほど少なく,歩きやすいことこの上なし。
メッス同様,パリでも日本旋風が吹き荒れていました。おにぎりや,12ユーロ(1880円)のオムライス。「元に戻る」と銘打たれた「OSAKA」Tシャツは,コロナ禍を抜けて日常へ,ということでしょうか。
カルディナル・ルモワーヌ街では,ジェームズ・ジョイスが『ユリシーズ』を執筆。ヴァレリー・ラルボーはその仏訳者。
そういえば,遥か遠い昔,アパート探しに疲れ果て,ここでバゲットを頬張ったことがありました。
その時お世話になったパン屋さんは今も健在。しかも,今年のバゲットコンクールで2等賞を獲得されていました。おめでとうございます!
パリはその昔,ローマ帝国の都市で「ルテチア」と呼ばれていました。だから今でも,古代の遺跡を見ることができます。これは古代闘技場。
今では公園となって,市民の憩いの場となっています。この日もパリジャンたちがペタンクに興じていました。
ここはカルチエ・ラタンに残るローマの浴場跡。今日では「クリュニー中世美術館」として使用されています。所蔵品としては「一角獣と貴婦人」のタピスリーが有名。
そのすぐそばには,サン=ミシェルの噴水。いつも大道芸人がここで芸を披露しています。巨大シャボン玉に大興奮の子供たち。
そこからサン=ミシェル大通りを抜けて,サン=ジェルマン=デ=プレへ。
ここで昼食タイム。トマトの肉詰め,ライス添え。ライスは歯ごたえがあって,日本食的には,ちょっと生煮え・・・? でもお肉のソースをからめると,食べやすくなりました。さすがパリのカフェ。また,お便りします。