こんにちは,ゲンゴロウです。出発を間近に控えたある日,お友達がお別れパーティーを催してくれました。みんなそれぞれ,お国自慢の料理を持ち寄って,飲めや歌えの大騒ぎ。
これはナスビのペースト。シリア出身の方が手づから作り上げた珠玉の逸品。薄いパンにのっけて食します。
これもシリアのお友達の料理。スムールをパセリと混ぜて,レモンとオリーブオイルで味付け。あっさりして,何杯でもおかわりできます。中央の赤いバラは,なんと,トマトの皮で作られています。
これはアラブのお菓子。モチモチした求肥のような皮の中には,あっさりめのクリームチーズ。それにピスタチオの粉末がまぶされています。
うってかわって,フランス人のお友達が作ってきたキノコのキッシュ。サクサク感がたまりません。
ベジタリアンの友人作,ロックフォールチーズとニンジンのピザ。チーズの塩味とキャロットの甘みが,絶妙のマッチング。
アフガン料理のデザート。日本で言うところのアンミツ。メッスでは,アフガニスタンからの政治的亡命者と,たくさん出会いました。
これを作ってくれたご夫婦も,フランスに亡命するまで,壮絶な人生を歩んでおられましたが,その話は,またいつか。
最後はフランス人が作ってくれたアプリコットのクラフティ。砂糖不使用,フルーツの甘味だけで,こんなにも濃厚なお味が出せるとは,驚きです。みなさん,本当にありがとうございました。また,お便りします。