こんにちは,ゲンゴロウです。
近所の野菜市場で,新鮮な野菜を購入しました。
朝取れのレタスが1ユーロ,ミニパプリカが3ユーロ弱。
メッスは美味しそうな野菜が一杯で,ゲンゴロウの料理人魂に火が付きます。
帰り道にふらりと立ち寄ったアンティック・ショップで,素敵なセーターを発見。
くすんだ秋の枯葉の中に,目のさめるようなスカイブルー。
ゲンゴロウを引き立てること,間違いなし。
価格はなんと50サンチーム(70円)。
なので,迷わず手が伸びました。
さっそく手持ちのワードローブでコーディネート。
ゴールドのバッシュで,足元を引き締めます。
試着してみるとジャストサイズ。
あたかもゲンゴロウのためにあつらえたかのよう。
でも,これまでチャレンジしたことのないカラーなので,一抹の気恥ずかしさも。
午後は街の中心を流れるモーゼル川沿いを散策。
するとまるで自分が京都の鴨川を眺めているかのような錯覚に囚われました。
まだ日本を離れて一ヶ月なのに,もう京都が懐かしく感じられます。
みなさん,お元気でいらっしゃいますか?
道は落ち葉に埋まり,足下には栗がたくさん落ちています。
こんなところにも,日本との共通点を感じてしまいます。
だけど,この栗,日本のみたいに食べられるのかなぁ・・・?
こちらはもうすっかり秋も深まり,冬の足音が聞こえてきます。
♪秋の日の ヴィオロンの ためいきの 身にしみて ひたぶるに うら悲し。
鐘のおとに 胸ふたぎ 色かえて 涙ぐむ 過ぎし日の おもひでや。
げにわれは うらぶれて ここかしこ さだめなく とび散らふ 落ち葉かな♪
この詩の作者ヴェルレーヌはメッスの出身。上田敏の名訳でお送りしました。
また,お便りします。