ゲンゴロウのロレーヌ日記

くまのゲンゴロウが,ロレーヌ地方の町メッスに留学しました。

フランス紀行(その5):カイゼルスベルグ

こんにちは,ゲンゴロウです。アルザス弾丸ツアー,3つ目の「フランスの美しい村」はカイゼルスベルグ,川沿いの小さな街です。

 

かつては神聖ローマ帝国の一都市として栄えた街。その重要性を示すように,背後には堅固な山城が控えています。

 

さっそく街を歩いてみましょう。リクヴィル同様,この街も観光客でたいへん賑わっています。

 

ちょっと静かな裏路地。ここも味わい深くて素敵です。

 

そこで見つけた陶器店。クグロフ型はもちろん,卵入れまで陶製。

 

窓を飾る花々や不思議な人形。まるでメルヘンの世界に迷い込んだよう。

 

ゲンゴロウサイズの家や,壁面に置かれた人形たち。

 

壁から生えたアイスクリーム。美味しそうです。

 

観光客の群れにもまったく動じず,魔法にかかったように,スヤスヤと眠る猫。

 

じつはこの村は,あのシュバイツァー博士の故郷です。ノーベル平和賞を受賞した彼の生家がこちら。

 

街の歴史博物館では,学芸員の方が博士の偉業について,折り紙を使って,熱く説明くださいました。ぼくの右手にあるのが,カバの折り紙。足元の黄色いのが,ゾウさんの折り紙。

 

記念に頂戴したシュバイツァー博士の折り紙。実像と比べてみると,そっくりなことに驚き。ちなみに学芸員さんはヨーロッパ折紙協会の会員で,日本の技術を絶賛しておられました。

 

弾丸ツアーもいよいよ終盤。これから大急ぎで,最後の村エギスハイムに向かいます。ワインの試飲が予定されていますが,間に合うのでしょうか? また,お便りします。