こんにちは,ゲンゴロウです。アルザス弾丸ツアー,3つ目の「フランスの美しい村」はカイゼルスベルグ,川沿いの小さな街です。
かつては神聖ローマ帝国の一都市として栄えた街。その重要性を示すように,背後には堅固な山城が控えています。
さっそく街を歩いてみましょう。リクヴィル同様,この街も観光客でたいへん賑わっています。
ちょっと静かな裏路地。ここも味わい深くて素敵です。
そこで見つけた陶器店。クグロフ型はもちろん,卵入れまで陶製。
窓を飾る花々や不思議な人形。まるでメルヘンの世界に迷い込んだよう。
ゲンゴロウサイズの家や,壁面に置かれた人形たち。
壁から生えたアイスクリーム。美味しそうです。
観光客の群れにもまったく動じず,魔法にかかったように,スヤスヤと眠る猫。
じつはこの村は,あのシュバイツァー博士の故郷です。ノーベル平和賞を受賞した彼の生家がこちら。
街の歴史博物館では,学芸員の方が博士の偉業について,折り紙を使って,熱く説明くださいました。ぼくの右手にあるのが,カバの折り紙。足元の黄色いのが,ゾウさんの折り紙。
記念に頂戴したシュバイツァー博士の折り紙。実像と比べてみると,そっくりなことに驚き。ちなみに学芸員さんはヨーロッパ折紙協会の会員で,日本の技術を絶賛しておられました。
弾丸ツアーもいよいよ終盤。これから大急ぎで,最後の村エギスハイムに向かいます。ワインの試飲が予定されていますが,間に合うのでしょうか? また,お便りします。