ゲンゴロウのロレーヌ日記

くまのゲンゴロウが,ロレーヌ地方の町メッスに留学しました。

サン・テチエンヌ教会

こんにちは,ゲンゴロウです。

なかなか自宅のネット環境が整備できず,更新も滞りがちで,すみません。

 

でも,ゲンゴロウは相変わらず元気です。

本日は,メッスの大聖堂,サン・テチエンヌ教会を紹介します。

 

完成までに300年を要したゴシック様式の大聖堂。

途中100年の中断期間があったと聞きます。

 

この教会の名を高らしめているのはステンドグラス。

「神のカンテラ」と言われるほどに美しいことで有名です。

 

陽光が差し込むと,ステンドグラスが五色の光で輝きます。

堂内はまるで異次元空間の様相を呈します。

 

完成までに長い年月を要しただけあって,ステンドグラスの様式も様々。

その変遷を味わうのも,サン・テチエンヌ教会の醍醐味の一つです。

 

夕方には礼拝に訪れる信者が,蝋燭をお供えします。

揺らめく炎を見ていると,神秘的な気持ちになり,思わず合掌したくなりました。

 

夜になるとライトアップされた教会が,アパートから眺められます。

眩しく輝く教会は,まさに街のシンボル。

 

定刻に流れる鐘の音。

これを聴くと,ずいぶん遠くへ来たもんだと実感させられます。

また,お便りします。