こんにちは,ゲンゴロウです。今日はパリのマルシェのひとつ,北駅近くの常設市場,サン=カンタン市場を訪ねてみます。
ここは屋内に設置されたマルシェですので,天候に左右されることなく,ゆっくり買い物できます。
そこから,郊外のイヴリ=シュル=セーヌの市場へ。途中立ち寄ったのは,20年前,おじさんが住んでいたアパート。ポール・ロワイヤル100番地。おじさん,涙を流して懐かしんでいました。
パリの中心からバスと地下鉄を乗り継いで,30分の郊外。今回のホテルは,ここに所在しています。
一般にパリ郊外は移民街。出店の多くが,異国情緒あふれる食材や衣料品を扱っています。
パンを焼く香ばしい匂い。おもわずアラブのサンドイッチを買い食い。シーチキンのポテトサラダを挟んだ揚げパン。ちょっと,日本の菓子パンっぽい。
この日,最後に訪れたのは,パリの老舗百貨店「ボン・マルシェ」。19世紀にアリスティド・ブシコ夫妻によって始められた,世界初のデパート。
ゲンゴロウのお目当ては食品売り場。キャビアなどの超高級食材が並びますが,ぼくには無縁の代物。ぼくが買いたかったのは新鮮なミルク。
それと,食べ合わせ的にはアレですが,大好物のポテチ。添加物は一切無しで,ポテトと塩に,トリュフのみ。日本にも,こんなふうな,シンプルなポテチが出るといいのにな。
8月のパリの熱射は凄まじく,近所の公園ではミストが振りまかれ,人々に涼を提供していました。また,お便りします。